ハリウッドの悪魔崇拝
映画を志す者、映画を愛する者、映画ファンにとってハリウッドは憧れの的であった。 小学生の頃、『SCREEN』と人気を二分した集英社の映画雑誌『ROADSHOW』に毎月飾るスターのグラビアに胸躍らせていた。映画が世界を知る...
映画
御子は巫女だった。
「汚濁の御子」 以前そのような作品を書き上げた。今見れば当時影響受けた「リリイ・シュシュのすべて」「その男凶暴につき」「エヴァンゲリオン」「渚のシンドバット」等のシーンを意識か無意識化でパッチワークの様につなぎ合わせた作...
楔を打ち込む
脚本とは「自分の生という楔を現実に打ち込む作業」である。学生時代はそう思っていた。自分という存在を投げつけてあちこちにぶつければ、気の利いた台詞のひとつやふたつ出てくるだろうと。 もちろん今でもそう思っている。未だに職業...